炭酸飲料のシュワシュワとした刺激、クセになる~!
…そもそもなんで炭酸水ってシュワシュワするのかな。
今回は、炭酸水の醍醐味ともいえる刺激の正体を調べてみました!炭酸への理解を深めることで、もっと楽しい炭酸ライフを送れるかも⁉
炭酸とは
二酸化炭素が水に溶けて生じる酸。化学式H2CO3、式量62.03。水溶液としてだけ知られている。25℃、1気圧で二酸化炭素が水に溶けると0.033モル溶液が得られ、そのpHは4ぐらいとなる。
出典:コトバンク
つまり!!!
炭酸水とは『二酸化炭素』が『水』に溶けたものなんです。
あれ?空気にも二酸化炭素が含まれてるけど、例えばコップに入れたままにした水は炭酸水にならないよ??
ナイス気づき!それは、二酸化炭素の性質が関係しているからなんです。
つまり、コップに入っている水をそのままの状態にしているだけでは、二酸化炭素が水にたくさん溶けることはなく、炭酸水にはならない、ということです。
なるほど!それじゃあ、炭酸飲料メーカーは、二酸化炭素の高圧・低温で水によく溶ける性質を利用して、美味しい炭酸飲料を作っているんだね♪
「カーボネーション」と呼ばれる、高圧下で炭酸ガスを溶解させる技術を使って、水に二酸化炭素を溶かしているんです。
企業努力さまさまです!
炭酸水の泡の正体
プシュッという弾ける音や泡の正体はズバリ『二酸化炭素』です。
二酸化炭素は高圧・低温で水によく溶けるという性質がありますが、その逆に、炭酸水の気圧が下がったり温度が上がったりすると、水に溶けていた二酸化炭素が気体となってでてくるんです!
ちなみに、炭酸水にかかる圧力が低くなる現状は、みなさんも経験したことがあるはずです。
炭酸飲料を飲むときにフタを開けるとプシューと音がして泡がプクプクでてきますよね?炭酸飲料のフタを空けると、容器内の気圧が急激に低くなることで二酸化炭素がでてきているんですよ。
プシュッという弾ける音や泡の正体は二酸化炭素だったんだね!
じゃあ、刺激の正体も二酸化炭素?
うん、でも二酸化炭素だけでは刺激は感じないんです。
???
炭酸水はなぜシュワシュワ刺激があるのか?
炭酸飲料の醍醐味ともいえるシュワシュワパチパチとした刺激。その正体は、水素イオンと炭酸水素イオンが三叉神経に与える刺激なんです!
どゆことー?
分かりやすく説明していきます。
炭酸水のシュワシュワとした刺激は、二酸化炭素の気泡によるものじゃないか?と想像されることがありますが、そうではありません!!
炭酸水を飲んだときに感じるシュワシュワは、口腔内の炭酸脱水酵素の働きによるとされています。 この酵素が炭酸(H2CO3)から水素イオン(H+)と炭酸水素イオン(HCO3-)を形成し、このイオンが三叉神経を刺激することでヒトはシュワシュワとした刺激を感じます。
出典:日本獣医生命科学大学食品科学科
口腔内に炭酸脱水酵素があるから、炭酸水のシュワシュワを感じることができるんですね。炭酸脱水酵素に感謝です。
最後に
大好きな炭酸の仕組みがよく分かったよ!炭酸飲料って面白いね。
炭酸ってなに?シュワシュワ泡の正体は?なぜシュワシュワ刺激を感じるのか?…炭酸水のことを知って、炭酸水を好きになる人が増えると嬉しいです。
ちなみに、ぼくは世界NO.1ブランドの炭酸水メーカー「ソーダストリーム」で毎日炭酸ライフを楽しんでいます!
毎日、家で炭酸飲料をガブ飲みしたい!という人はソーダストリームのおすすめ機種をまとめてるので、ぜひご覧ください▼
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからも、最高の炭酸ライフを♪
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