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【梅シロップ作りで氷砂糖が溶けない】6つの原因と対処法を徹底解説!

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炭酸大好き「しゅわ太郎」です!

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楽しい梅シロップ作りですが、たまにトラブルが起きます。

梅シロップ作りの初期に起きるのが、「氷砂糖が溶けない…」というトラブルです。

1週間してもあまり溶けていない…というときは注意が必要です。溶けるのに時間がかかると梅シロップに泡やカビが発生して梅シロップ作りが失敗することも。

そこで今回は、砂糖が溶けない原因と対策を解説していきます。

砂糖が溶けないトラブルを解決できるようになるので、ぜひご覧ください!

 

 

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梅シロップの砂糖が溶ける理由は『浸透圧』

そもそも、容器に梅と砂糖を入れて、数日で砂糖が溶けるのって不思議ではありませんか?

その秘密は、砂糖の浸透圧にあります。

浸透圧とは?

2つの濃度が異なる液体が隣り合ったときに、濃度を一定に保とうとして、濃度の薄いものから濃いものへ水分が移動する圧力のこと。

つまり、浸透圧により梅から砂糖に梅の水分が移動して、その水分で氷砂糖が溶けることにより、梅シロップができあがっていきます。

 

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砂糖が溶ける期間の目安

梅シロップができる期間の目安はおよそ2週間です。

日数の経過とともに、どのくらい砂糖が溶けるのか、青梅と氷砂糖、酢を使って実際に作ってみた事例をもとに解説します。14日間、毎日の様子を写真に収めました▼

酢を入れていたからか、2日目にして早くも氷砂糖はかなり溶けています。4日目になると、氷砂糖の大きな塊はほぼなくなり、梅の半分以上がシロップに浸かっています。6日目になると、氷砂糖はほとんど溶け、底に小さなかけらが残っているだけです。そこからさらに梅から水分が出て、14日目には、梅はシワシワに、氷砂糖は完全に溶けた状態になりました。

 

ちなみに、梅を冷凍することで梅の細胞が破壊され、エキスが出やすくなるため、冷凍梅を使う場合は生梅よりも早く砂糖が溶けることが多いです(だいたい1週間!)。

 

冷凍梅を使った梅シロップ作りはこちら。通常よりも早く完成するため、発酵や腐敗のリスクも減らすことができます▼

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梅シロップ作りで氷砂糖が溶けない6つの原因と対処法

1週間しても砂糖がほとんど溶けていないなど、明らかに問題を感じる場合は、以下の原因と対処法を参考に、早めに対処するようにしましょう。

 

砂糖が溶けない原因:①梅の実が小さかったり未熟すぎたりしている

梅は果肉があるほどエキスがたっぷり出て砂糖が溶けます。そのため、梅の実が小さいと抽出されるエキスが少なく、砂糖が溶けない原因になることがあります。

梅のサイズは、S・M・L・2L・3L・4Lなどがありますが、梅シロップにはエキスもしっかり出て、砂糖とからみやすい L~3L の大きさがおすすめです。

分類サイズ用途
小粒S~M/3.5cm
10g未満
お弁当用梅干しに
おすすめ
中粒1~3L/3.5〜4.5cm
15〜25g
いろんなのに使える
梅シロップにおすすめ!
大粒4L/4.5cm~4.9cm
30g以上
果肉がたっぷり!
梅酒におすすめ

小さい梅の実を使用してしまった際の対処法は、大きい梅の実の追加です。大きい梅の実を使ってエキスをたっぷり出して砂糖を溶かしましょう。

また、未熟すぎる梅を使った場合も同様に、抽出されるエキスが少なく、砂糖が溶けない原因となります。その場合は、梅が追熟してエキスが出始めるまで常温で様子をみてみましょう。

 

砂糖が溶けない原因:②氷砂糖の量がアンバランス

梅:砂糖の量は、1:1が基本です。例えば、梅が1kgであれば、砂糖も1kgです。

砂糖は液体に溶ける上限があるため(溶解度)、砂糖が多すぎると溶け切らずに結晶化してしまうことがあります。

反対に砂糖が少ないと梅のエキスが十分引き出されず、これもまた砂糖が溶けない原因になります。

多少前後しても大丈夫ですが、あまりにも砂糖の量をアンバランスにしてしまったときの対処法は、砂糖を取り除く&追加して量の調整をしましょう。

 

砂糖が溶けない原因:③溶けにくい砂糖を使っている

梅シロップは、氷砂糖、上白糖、グラニュー糖、てんさい糖、黒糖、三温糖、きび砂糖などいろんな種類の砂糖で作ることができます。

ただし、砂糖の種類によって溶けやすいものと溶けにくいものがあります。

溶けやすい砂糖氷砂糖
はちみつなど
溶けにくい砂糖上白糖・グラニュー糖
てんさい糖・黒糖・きび砂糖など

氷砂糖は粒が大きいので、梅から出た水分によって飴のようにじっくり溶けていきます。じっくり溶けることによって、梅のエキスとも十分にからみ、おいしい梅シロップができあがります。

一方で細かい粒の砂糖は容器の底の方に溜まりやすく、梅の水分と混ざって溶ける前に固まってしまうことがあります。

溶けにくい砂糖を使ってしまったときの対処法は、底に溜まった砂糖の塊を砕き、溶けやすくしてあげましょう。

 

砂糖が溶けない原因:④ゆする回数が足りない

容器に梅と砂糖を入れたら、一日に数回、容器を傾けたりして中身を混ぜる必要があります。そうすることで、梅の実と砂糖が触れ合い、浸透圧の関係で砂糖が溶けるようにもなります。

数日が経過した時点で砂糖が溶けるスピードが遅い場合の対処法は、容器を傾ける回数を今まで以上に行うようにしましょう。

 

砂糖が溶けない原因:⑤冷蔵庫で保管している

梅シロップを作り始めてすぐに冷蔵庫に入れてると、冷えて砂糖が溶けないことがあります。

冷蔵庫に入れている場合は、取り出して常温にて保存しましょう。

 

砂糖が溶けない原因:⑥日数が不足している

梅シロップの完成目安は2週間です。

2週間未満では、溶け残っている砂糖があるのはよくあることなので、慌てずにしっかり2週間を待ってみましょう。

 

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まとめ

砂糖が溶けないのは梅シロップによくあるトラブルですが、原因が分かれば早めに対処しておいしい梅シロップを完成させることができます。

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原因を突き止めて、おいしい梅シロップを楽しみましょう!

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。素敵な梅ライフを!

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