炭酸大好き「しゅわ太郎」です!
『しゅわしゅわブログ』で炭酸の魅力を発信中。最高の炭酸ライフを過ごしましょう♪
我が家では毎年梅雨の時期になると、梅シロップ作りを楽しんでいます。
今年もたくさん梅を買ってシロップを作ろう!と思っていたのですが、梅が不作で例年より高い…どうしようかと悩んでいたところ、スーパーで安くなったキズ梅を発見!
そのキズ梅で梅シロップを作ったところ、例年通りおいしい梅シロップが出来上がりました♪
今回は、キズ梅をGETしたけど、梅シロップって作れるの?とお悩みの方向けに、キズ梅を使ったおいしい梅シロップの作り方を紹介していきます。
おいしい梅シロップ目指してLets’クッキング!
梅シロップとは
梅シロップとは、梅と砂糖で作る、梅の香りとまろやかな甘みのあるシロップです。
大きめの容器に梅と氷砂糖を入れて、数週間置いておくだけで梅シロップの出来上がり。
梅シロップを炭酸水で割ったら夏にぴったりな爽やか梅ジュース、そこに焼酎も入れたらすっきり梅サワーを楽しむことができます。
傷ついた梅は使える?どのくらいの傷までOK?
傷のついた梅の実ってそもそも梅シロップに使えるのでしょうか…はい!問題なく使えます!
梅シロップを作る工程の中で、あえて穴を開けたりする方もいるぐらいなので、多少の傷ぐらいなんのそのです。むしろ、傷口からエキスが早く出るので、早く完成するというメリットも。少しの傷でもなんか気になる…という方は、傷の部分を切り取っても大丈夫です。
ただし、どんなキズ梅でもいいわけではなく、パックリ割れたものや、傷口が腐敗しているものは使えません。そういった使えない梅は、腐敗部分などを取り除き、砂糖と一緒に煮込んでジャムなどにしちゃいましょう。
キズ梅だからと諦めないでください!おいしい梅シロップや梅ジャムを作れます♪
傷ついた梅を使っておいしい梅シロップを作る方法
用意するもの
お酢はなくても大丈夫ですが、腐敗を防ぐ殺菌効果や発酵を予防する効果があるので、キズ梅を使う際はあった方が安心です。
ちなみに、今回我が家はお酢を購入するのを忘れてしまったため、お酢なしで挑みました。
作る容器とシロップを保存する容器でおすすめなのはセラーメイト!我が家も毎年お世話になっています。
梅シロップを作る&保存におすすめの容器をランキングにしていますので、こちらもご参考にしてください▼
【梅シロップを作る容器&保存容器】おすすめの瓶ランキング!選ぶポイントは素材・大きさ・デザイン!
梅シロップの作り方
ざっくりこんな流れで梅シロップを作っていきます。
1.梅を洗う
梅の表面には汚れが付着していますが、とくにキズ梅はキズに汚れが入り込んでいることもあるため、シロップにする前にしっかりと洗います。このとき、キズ梅がより深く傷つかないよう、優しく洗うのがポイントです。
時間があれば、梅をよく洗ったあとにアク抜きするのもおすすめ。梅は熟していない青いものほどアクが強いため、青いものを使うときは、1時間ほど水につけておくとアクが少なくなります。
2.梅のヘタを取る
きれいになったら、梅のヘタを爪楊枝で突っついて取っていきます。ポロンと簡単に取れるため、結構楽しいです。
3.梅を乾かす
キッチンペーパーや清潔な布巾で1個ずつ丁寧に梅の水気を拭きとっていきます。水気が少しでも残るとカビの原因になるため、ヘタの部分もしっかりと拭きます。
1~2時間ほど自然乾燥をさせておくとGOODです。
4.瓶を消毒する
梅シロップに菌が繁殖しないように、瓶を煮沸やアルコールでしっかり消毒します。とくにキズ梅は腐敗しやすいため、これでもかってぐらい消毒必須です。
熱湯をかけて消毒するやり方もありますが、セラーメイトの瓶は耐熱温度差42℃なので、急な温度変化で割れることもあります。そのため、熱湯をかけて消毒するのではなく、煮沸(水を入れた鍋に瓶を入れ、沸騰させる)やアルコールで消毒しましょう。
また、セラーメイトと並ぶ2大保存瓶として有名な赤い蓋の「東洋佐々木 果実酒瓶」は耐熱ガラスではないため、アルコール消毒一択です。
5.瓶に梅と氷砂糖を交互に入れ、酢をまわしかける
瓶に梅と氷砂糖を交互に入れていき、最後に酢があれば酢をまわしかけます。菌の侵入を防ぐために、梅と氷砂糖を入れるときは必ず清潔な手で行いましょう。
6.冷暗所に置き、一日に数回瓶をゆする
瓶の置き場所は、日の当たらない冷暗所におきましょう。日光がサンサンと当たると、瓶の中の温度が高くなり、発酵してしまう恐れがあります。
また、大事なのが、一日2~3回ほど瓶をゆすって、梅全体に溶けたシロップが行きわたるようにすること。この作業を疎かにすると、氷砂糖が溶けるのに時間がかかり、完成までに梅が発酵してしまうことも…。とくにキズ梅は発酵しやすいため、おいしい梅シロップのためにも、毎日頑張りましょう!
7.梅がシワシワになったら完成!
通常2~3週間程度で梅がシワシワなってきますが、今回使ったキズ梅はエキスの抽出が早く、10日間ほどでしわしわ状態に。これ以上漬けると発酵しそうだったので、梅の実を取り除いて完成です。
梅1kg、氷砂糖1kg、酢200mlで作った梅シロップの量は約1300mlでした。梅ジュース1杯で炭酸水120ml×梅シロップ30mlとすると、43杯分が楽しめます!
暑い夏に毎日爽やか梅ジュースを飲むことができるー!
まとめ
キズ梅は通常梅に比べやや繊細なため、消毒や瓶をゆする作業はしっかりと行う必要がありますが、その作業さえしていれば、キズ梅でもおいしい梅シロップを作ることができます。
出来上がるのも早い!
傷ついた梅をGETしても捨てることなく、おいしい梅シロップ作りにチャレンジしてみてくださいね♪
梅シロップが完成したらぜひいろんな飲み方をしてみてください。小さなお子さんや炭酸が苦手な方は、水や牛乳で割るのもおいしくておすすめです。いろんなもので割ったレビューはこちら▼
【梅シロップの飲み方&割り方12選】ジュースやお酒で割ってみた!焼酎割りや牛乳割りもやってみた!
発酵してしまった場合はこちら。実例をもとに加熱処理方法を詳しく紹介しています。発酵予防方法もあるので要チェック▼
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