コストコでドリンクメイトを実演販売してるのをよく見かけるけど、コストコで買うと安いの?
コストコのドリンクメイトは、本体(スターターセット)もガスシリンダーも確かに安いです!ただ、必ずしもコストコで購入した方がおすすめというわけではありません。
今回は、炭酸水メーカー歴7年以上のぼくが、コストコのドリンクメイトを徹底解説して、どんな方がコストコでの購入がおすすめなのかをお伝えしていきます!
コストコは近所にないけどドリンクメイトがほしい!という方は、通販サイトで購入しましょう。ドリンクメイトのおすすめ機種をまとめていますので、ご覧ください▼
【2024年 最新】ドリンクメイトどれがいい?おすすめ機種ランキング!全モデルを比較して完全解説!
コストコで売っているドリンクメイト商品
コストコとは、高品質な優良ブランド商品をできる限りの低価格にて提供する会員制倉庫型店です。
いろんなものが売られている大きなスーパーみたいなところですが、日本のスーパーやショッピングモールとは一線を画した雰囲気で、非日常が味わえるとても面白いお店です。
ぼくは海外旅行気分で行ってます!
そんなビックスーパー、コストコには、ドリンクメイトの取扱いがあります(店舗によってはないことも)。
ドリンクメイトは、専用のボトルに入れた水や飲料に二酸化炭素を注入して炭酸飲料を作るソーダメーカーです。
ドリンクメイトがあれば、自宅に居ながらにして、炭酸飲料を好きなだけ楽しむことができます。さらに、ペットボトルのゴミが出ない、ランニングコストは500mlあたり約12.5~18円で激安!生活を豊かにしてくれるマシーンです。
素晴らしい!
2024年2月時点、コストコの守山倉庫店(愛知県)で販売されていたドリンクメイト商品は以下の通りです。
コストコがどれくらいお得なのか、確認していきましょう。
「コストコモデル:シリーズ631」と「通常モデル:シリーズ630」の違い
コストコで販売している「シリーズ631」は、ドリンクメイトの便利な機能を詰め込んだ最上位機種(電動モデル)です。
詳しい特徴や使い方などはこちらで分かりやすく徹底解説しています▼
【ドリンクメイト「シリーズ630」を徹底レビュー】「シリーズ631・620」との違い&口コミ/評判!どんな人におすすめ?
嬉しい機能が満載の電動モデル「シリーズ631」ですが、なんと公式サイトでの取り扱いはありません(2024年2月時点)。
えっ!コストコ行かないとドリンクメイトの電動モデルを買えないの?
いえ!公式サイトには、超類似機種「シリーズ630」が販売されています!
他のシリーズと比べ、「シリーズ631」と「シリーズ630」はほんの少し違うだけで、機能や見た目はほぼ同じです。ほんの少しの違いは、以下の4点。
- 炭酸注入が「コストコ:シリーズ631」はレバー、「シリーズ630」はボタン
- 乾電池が「コストコ:シリーズ631」は使えない、「シリーズ630」は使える
- 価格が「コストコ:シリーズ631」は9,980円、「シリーズ630」は28,900円※2024年1月時点
- ドリンクメイト公式で「コストコ:シリーズ631」は取扱いなし、「シリーズ630」は取扱いあり
炭酸注入がレバーかボタン
「シリーズ630」のボタンが真上に付いているのに比べ、コストコの「シリーズ631」のレバーは横に付いているため、横幅がやや大きくなります。
乾電池の有無(ガス残量表示)
「シリーズ630」は電源を使っていないときに乾電池を使うと、ガス残量表示機能を使うことができます。一方で、「シリーズ631」は乾電池が使えません。
価格差
価格差は2024年2月時点で「コストコ:シリーズ631」が約1万9千円も安い…!コストコすごい…!
公式サイトでの取り扱いの有無
「シリーズ631」は公式サイトでの取り扱いがありませんが、楽天市場で取り扱いがあることもあるため要チェックです。
「コストコモデル:ベーシック」と「通常モデル:ベーシック」の違い
「ベーシック」は、水以外にも炭酸注入できるという、ドリンクメイトの特徴を装備したモデルの中でも最安値の機種です。
詳しい特徴や使い方などはこちらで分かりやすく徹底解説しています▼
【ドリンクメイト「ベーシック」を徹底レビュー】「シリーズ601」との違い&口コミ/評判!どんな人におすすめ?
「ベーシック」のコストコモデルと通常モデルは、本体に違いはなく、付属品と価格に違いがあります。
- スターターセットの付属ボトルが「コストコモデル」は2本(LとS)、「通常」は1本(L)
- 価格が「コストコモデル」は8,388円(セール時6,588円)、「通常」は16,368円、※2024年2月時点
付属ボトルが1本か2本
ドリンクメイトは基本、スターターセットとして販売されています。
「コストコモデル」は、スターターセットにプラスしてSサイズ(適正容量450ml・水専用)のボトルが1本付いています。そのため、850mlも飲めない…450mlで十分という方や、850mlじゃ足りない!もっと飲みたい!という方にとってはかなりありがたいです。
価格差
価格差は「コストコモデル」が7,980円(セール時は9,780円)も安い…!ボトルも付いてこれだけ安いなんて、さすがコストコ!
補足:ドリンクメイトの現行モデル一覧
ドリンクメイトには、コストコで売られている「シリーズ631」「ベーシック」以外にもたくさんの機種があります。
以下、ドリンクメイト全機種の一覧表です。気になる機種の特徴やスペックなどをご確認下さい。
モデル | 品番 (DRM) | デザイン | 参考 価格 (税込) | 色 | 炭酸 注入 可能な 飲料 | 炭酸 注入 方法 | 対応 シリンダー | ガス 残量 視認 | サイズ (W× D× H) | 重量 |
電動 モデル | 631 (1022) | ○ | 水以外 OK | 6段階に 設定後 レバーを 1回押す | 60L 142L | ○ | 15.0× 23.5× 42.5 | 2.18 kg | ||
630 (1020 /1021) | ●○ | 水以外 OK | 6段階に 設定後 ボタンを 1回押す | 60L 142L | ○ | 13.5× 23.0× 42.5 | 2.45 kg | |||
オート マチック シリーズ | 620 (1010 /1011) | ●○ | 水以外 OK | 4段階に 設定後 ボタンを 1回押す | 60L 142L | × | 13.5× 23.0× 42.5 | 2 kg | ||
601 (1012 /1013) | ●○ | 水以外 OK | ボタンを 1回押す 強炭酸なら 再度押す | 60L | × | 12.5× 22.0× 41.3 | 1.7 kg | |||
560 (1014) | ○ | 水のみ | ボタンを 1回押す 強炭酸なら 再度押す | 60L | × | 12.5× 21.4× 41.3 | 1.5 kg | |||
ベーシック シリーズ | ベーシック (1001 /1002) | ○● | 水以外 OK | 好みの強さ になるまで ボタンを繰り 返し押す | 60L | × | 12.6× 20.6× 41.1 | 1.2 kg | ||
マグナム シリーズ | マグナム グランド (1005 /1006) | ●○ | 水以外 OK | 好みの強さ になるまで ボタンを繰り 返し押す | 60L 142L | × | 17.1× 21.1× 42.9 | 1.6 kg | ||
マグナム スマート (1003 /1004) | ●○ | 水のみ | 好みの強さ になるまで ボタンを繰り 返し押す | 60L 142L | × | 13.5× 23.6× 42.9 | 1.6 kg |
全機種を徹底比較して各機種の特徴とどんな方におすすめかを徹底解説しています。気になる機種があれば合わせてご覧ください▼
【2024年 最新】ドリンクメイトどれがいい?おすすめ機種ランキング!全モデルを比較して完全解説!
コストコと通常のガスシリンダーの違い
ドリンクメイトは専用のボトルに入れた水に二酸化炭素を注入して炭酸水を作る機械ですが、二酸化炭素を注入する際に必要なのがガスシリンダーです。ガスシリンダーは1本で60L(142Lもあり)の炭酸水を作ることができますが、これがなくなると交換が必要になります。
コストコに行くとドリンクメイトに使用するガスシリンダーが2本セットで販売されています。
違いは価格、交換方法の2点です。
内容量 | 価格 | 交換方法 | |
コストコ ガス | 60L (410g) | ランニングコスト:500ml 約16円 予備用 2本セット3,798円 交換用 なし | ・コストコカウンターで返却し、 予備用を購入 ・コストコオンラインで同数分を 郵送交換 |
通常 ガス | 60L (410g) | ランニングコスト:500ml 約18円 予備用 3,672円 交換用 2,160円 | ・取扱店舗で同数分を交換 ・通販サイトで同数分を郵送交換 |
内容量の違い
「コストコガス」と「通常ガス」の内容量は、ともに60L(410g)です。
価格差
ドリンクメイトのガスシリンダーは、ストックとして購入する「予備用」と、空のガスシリンダーと交換する「交換用」があり、それぞれ値段が違います。
「コストコガス60L(予備用)」と「通常ガス60L(予備用・交換用)」の本体価格、ランニングコストを比べてみます。※2024年2月時点
予備用として購入する場合
予備用として購入する場合は、コストコが通常より2本で3,546円も安いです。激安!
交換用として購入する場合
交換用として購入する場合は、コストコが通常より2本で522円安いです。
ランニングコスト(交換用)
ランニングコストは、60Lガスシリンダーの場合、コストコで購入する方が500mlあたり約2円安いです。ただし、142Lマグナムガスシリンダーが使える機種の場合は、公式サイトや取扱店舗でマグナムを交換購入する方がコストコよりも安くなります(コストコで購入できる「ベーシック」はマグナムガスシリンダーは使えません)。
合わせて、市販の炭酸水ペットボトル70円(安い想定)のランニングコストと比べてみます。
市販の炭酸水に比べて、通常ガスシリンダーを使ったドリンクメイトは、1年間で約1万9千円もお得です。そして、コストコガスシリンダーを使ったドリンクメイトはさらに700円ほどお得、142Lマグナムガスシリンダーを使ったドリンクメイトはさらにさらに1,800円ほどお得になります。
どちらのガスシリンダーを使ったとしても、ペットボトルの炭酸水を使っている人は、ドリンクメイトの大人気機種「シリーズ620(税込18,568円)」を購入しても1年で元が取れちゃうね!
交換方法の違い
コストコで購入したガスシリンダーは、コストコ店舗のカウンターで返却し、予備用を購入するか(予備用の購入は使用済みの返却がなくともできます)、コストコオンラインで使用済みと同じ本数分を交換するかの2通りです。
もし、コストコの会員を退会した場合は、シナジートレーディング宛てに着払いで郵送廃棄することができます(ガスシリンダーは家庭ごみとして廃棄することはできません)。
保証内容は変わらない
コストコで販売しているドリンクメイト商品の保証については、公式サイトで購入するときと同様に、1年の保証があります。
ドリンクメイトのよくある故障や保証について詳しく知りたい方はこちらもチェックください▼
ドリンクメイトによくある故障や不具合と対処方法!保証はどうなる?
返品期間がコストコは長い
公式とコストコのドリンクメイトを返品できる期間は以下の通りです。
コストコでの返品はレシートがあればスムーズですが、なくても会員カードで購入時の履歴が確認できるそうです。
返品対応は店舗によって異なる場合があるため、事前にコストコチャットで相談してみよう!
コストコで無理して買う必要がない理由
コストコはドリンクメイトのスターターセットもガスシリンダーも安いですが、コストコで買うべきかと言ったら、無理して買う必要はありません。その理由は以下の通りです。
① コストコ会員になる必要がある
コストコの店舗またはインターネット経由でコストコ会員に申し込むことができます。
スタンダードなコストコ個人会員はゴールドスターメンバーで、年会費は4,840円(税込)です。
コストコには年会費保証という制度があり、有効期限内であれば退会しても年会費が全額戻ってきます。ただし、退会月から12ヶ月の間、再入会できなくなるという条件もあるので安易に退会はできません。
コストコ会員について詳しく知りたい方は以下の記事で丁寧にまとめられていますのでご覧ください▼
② 購入できる機種・ガスシリンダーが限られる
コストコは商品の入れ替えが激しく、必ずしもドリンクメイトの商品があるとは限りません。
ドリンクメイトは継続してガスシリンダーの交換が発生しますが、必要になった際に行った先のコストコに取扱いがなかったら…
また、あったとしても、欲しい機種がない場合も大いにあります。
その点、通販サイトならリアルタイムで在庫確認でき、欲しい商品をGETすることができます。
ドリンクメイトと並ぶ炭酸メーカー「ソーダストリーム」も、以前は商品が置いてありましたが、ぼくが行った店舗では現在はガスシリンダーのみになっています…。
③ ガスシリンダーをカウンターで手続きして交換するのが手間
コストコでガスシリンダーを交換するには、空のガスシリンダーを返品カウンターに返却して、その後、店舗で予備用のガスシリンダーを購入する必要があります。
コストコが空いていたらそこまで時間はかかりませんが、なんせコストコはほぼ混んでいる…手続きに時間や手間がかかるのは当たり前と思っておきましょう。
その点、通常ガスシリンダーなら、取扱店舗もコストコほど混んでいないはずです。買い物ついでにレジでチャチャッと交換するだけなので、そこまで手間ではありません。
④ マグナムガスシリンダーを使える機種では、マグナムを購入する方がランニングコストが安くなる
ドリンクメイトのガスシリンダーには、60Lと142Lがあり、142Lマグナムガスシリンダーの方がかかるコストは低いです。
しかしながら、コストコには142Lマグナムガスシリンダーの取り扱いがありません。142L対応機種をお持ちの場合は、ランニングコストを抑えるためにも、コストコ以外での購入がおすすめです。
結論:どこで購入するのがおすすめ?
コストコで購入するのがおすすめな方
ドリンクメイトは様々な種類があり、機種による違いは大きいです。欲しい機種がコストコにある方は、コストコモデルはかなりお得なのでおすすめです。
ガスシリンダーについては、手持ちのガスシリンダーは、スターターキット1本と、コストコガスシリンダー2本の計3本になります。ガスシリンダー2本が空になったタイミングでコストコに行ける方は、安く交換できるコストコがおすすめです。
公式サイト・大手通販サイト・実店舗(家電量販店など)で購入するのがおすすめな方
先にも述べましたが、ドリンクメイトは無理してコストコで買う必要はありません。
正直、「ベーシック」はドリンクメイトの魅力の一つである「マグナムガスシリンダーが使える」という点を備えてないため、価格が安くともそこまでおすすめ機種ではありません。ドリンクメイトには、もっと素敵な機種があるため、コストコで「ベーシック」の購入を考えている方は要検討です。
また、お使いの機種がコスパ最強の142Lマグナムガスシリンダーにも対応している場合、コストコには取り扱いがないため、ネット通販や実店舗でマグナムガスを購入しましょう。
まとめ
コストコのドリンクメイトの安さは魅力的だね!ただ、機種は限られているし、よく考えたらそんなに頻繁に行ける距離でもないかな~。迷う!
コストコが近所にある、かつ、コストコに欲しい機種があればコストコが圧倒的に安いです!ただ、ガスシリンダーに関しては、142Lマグナムガスシリンダーの方がランニングコストが安いため、お使いの機種がマグナムにも対応している場合、コストコ以外でマグナムを購入する方がおすすめです!
ドリンクメイトはネットで買いたい!という方は、こちらのおすすめランキングからお好きなモデルを選んでみてください▼
【2024年 最新】ドリンクメイトどれがいい?おすすめ機種ランキング!全モデルを比較して完全解説!
他にもおすすめな炭酸水メーカーはないの?という方は、炭酸水メーカーランキングもご覧ください▼
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからも最高の炭酸ライフを!
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